こんにちは????
最短で確実にプロの俳優になるための4ステップ、最後のステップです。
ステップ1:「目的地」すなわち「理想の俳優像」を明確にする。
ステップ2:「現在地」を明確にする。
ステップ3:「取捨選択を徹底し、ギャップを埋める」
ステップ1で「目的地」を明確にし、ステップ2では「現在地」を明確にしました。
そして、ステップ3では、「目的地」にたどり着くために「必要なもの」と「不必要なもの」を明確に分け、不必要なものを徹底的に排除しながら、ギャップを埋めることに専念する。
ということ、でした。
まだ読まれていない人は、各ステップを読んでくださいね。
関連する記事
ステップ1~3は、最短で理想の俳優像に向上していくためのステップになります。
そして最後のステップ4は、そんなあなたを世間に俳優として認知してもらうためのアクション(行動)です。
どれだけ力量をつけてどれだけ魅力的になっても、存在を知ってもらわなければ活動の場が広がっていきませんからね。
どんどんと積極的に認知拡大のための行動を起こしていきましょう。
■認知拡大は行動あるのみ
自分という俳優がいることを世間に知ってもらうには、当然ながらどんどん人前に出ていかなければ誰にも知られるはずがありません。
単発のワークショップや事務所内でのレッスンを受けているだけでは、認知拡大は見込めないですよね。
まずは、人前に出ること。自分を見てもらうこと。
それ以外に、知ってもらうことはできません。なので、行動を起こすのみ!
認知拡大の流れは下記のようになります。
- 行動を起こして、自分の存在を知ってもらう機会を作る
- 素敵な(面白い)俳優だと感じてもらえる、俳優としての自分の「強み」を見せる
- インパクト(印象)を残すことで、自分の存在を知ってもらえる
■最大の行動はオーディションと舞台
認知拡大するためにどんな行動を起こしていくべきか。
すぐにでも行動を起こせるもっとも大きいアクション2つは、
- オーディションを受ける
- 舞台に出演する
舞台や自主映画などは一般応募しているものも多いので、積極的に応募してオーディションを受けましょう。
一般公募されているオーディション情報の探し方は、オーディション情報を探す方法という記事をお読みください。
そして、もう1つは舞台に出演することです。
舞台に出演するだけで何かに繋がるわけではないですが、観てくれたお客さんや関係者に「あの役者いいね」と言われるような印象を残せれば、少しずつではありますが口コミであなたの存在が広がっていきます。
■覚えてもらうためにはインパクトが必要
自分という俳優の存在を多くの人に知ってもらうためには、とにかく人前に出ることが大事ですが、人前に出るだけでは知ってはもらえません。というより、覚えてもらえません。
舞台なら他にも出演者がたくさんいますしオーディションを受ける人もたくさんいるので、ただその中にいるだけでは、その他大勢の中の1人としてしか見てもらえません。
大事なのは、大勢いる中で確実に覚えてもらうことです。
確実に覚えてもらうために必要なのが、インパクトです。
人の記憶に残らないと、覚えてもらえません。
そのために、インパクトはかなり重要です。
※インパクトを残すとはいえ、変わったことをやれということではありません。
オーディションを受ける際や舞台に立つときも同じですが、下記3つのポイントを頭に置いておくといいでしょう。
自分の存在を人の記憶に残すポイント
- (ファースト)インパクト
- 意外性(ギャップ)
- 確かな実力(魅力)
・インパクト
インパクトというのは、衝撃とか強い影響という意味ですが、要するに強烈に人の記憶の中に印象を残すということですね。
その中でもファーストインパクトという言葉があるように、第一印象がとても大事になります。
オーディション会場で審査員が初めてあなたを見た時のインパクト。
舞台を観に来たお客さんが初めてあなたを見た時のインパクト。(最初の登場シーン)
そこで衝撃的なインパクトを残せれば、見てくれた人に強烈な印象を残すことができるでしょう。
・意外性(ギャップ)
これは必ずしも必要なわけではないですが、意外性があればインパクトと同じような印象を残すことができます。
なぜなら、意外性はちょっとした衝撃だからですね。
きっとあなたも日常生活の中でいろいろと体験したことがあると思いますが、持っていた印象とまったく違った一面を見たときって驚きますよね。
たとえば顔も勇ましくて体も大きく性格も男らしいなと感じていた人が、実は虫が大嫌いで、小さな小さな虫を見ただけで「キャー!!!」とか言いながら一目散に逃げていったら、驚きませんか?(笑)
反対に「なよなよしてるな~」と感じていた人が、誰かがイカツイ系の怖い人たちに絡まれているのを見て、迷わず助けに入ったりしたら驚きませんか?
そうした意外性、いわゆるギャップ効果をあえて使ってみるのもいいかもしれません。
意外性とは、要するに相手の予想を裏切るということなので、これは演技の中でも使えます。
たとえば誰がどう見ても悲しいシーンで、たぶんこのあと泣くだろうなっていうところで、急に大爆笑する俳優がいたらきっと誰もが驚きますよね。
でもちゃんとその人なりの演技プランがあって、最終的にきっちりと泣きのシーンに持っていくための伏線としてその大爆笑という表現をチョイスしていたら、しっかりと筋が通っていて更に驚きの感動を得るときがあります。
むしろ観客の予想を裏切ってちょっとした衝撃を与えながら、でも(悲しいシーンという)期待を裏切らずに最終的にクライマックスに落とし込むというハイレベルな感動を与えられたら、それ自体が大きなインパクトとして記憶に残ります。
感情の振り幅を最大限に活用した演技プランですね。
一流の俳優の中には、そうした俳優が大勢います。
映画やドラマ、舞台などを観るときもただ観るのではなく、勉強として「なんで今ここで笑ったのかな?」「なんでこのタイミングで目をそらしたのかな?」などと、一流の俳優の演技プランにまで意識を広げて観てみると、とても面白いですしこれ以上ないほどの勉強になりますよ。
・確かな実力
実力と言うと、単純に演技力のことだと思われそうですが、それだけではありません。
もちろん演技力はプロとして当然求められることではありますが、ここで言う実力というのは、演技力だけに限らず「人を魅了する魅力」のことです。
もちろん演技力だけで魅了できる俳優になることが一番ですが、正直な話、演技力ではない部分で魅了している俳優もたくさんいますよね。
容姿、個性、特技、空気感、スタイル…など。
これは人それぞれが感じることですが、「この俳優さん演技力はイマイチだけど、ルックスだけで観てられる~」という俳優もいるのではないかと思います。
もちろん容姿の部分だけではなく、特技などもそうですね。
演技力がイマイチでも殺陣がハンパないとか、体のキレがヤバいとか、正直なところ、人を惹きつけるだけの魅力があれば、最初はなんでもいいと思います。
演技が上手くても、世間的には「売れていない」俳優もたくさんいます。
演技力だけに固執せず、実力とは人を魅了できるだけの「魅力」、人に影響を与えられるだけの「魅力」と捉えておけば視野が広がります。
あなたの、俳優としての「魅力」は、どこでしょうか?
まずどの部分でもいいので、観てくれた人の心に強烈な印象を残せるような魅力を身につけましょう。
■まとめ
ステップ4は認知拡大。自分という俳優の存在を知ってもらう。
そのためのアクション(行動)として、
- オーディションを受ける
- 舞台に出演する
地上波放送されるようなTVドラマやTVCM、全国公開されるような映画など、そういった大きなチャンスを狙うのであれば、まず芸能事務所のオーディションを受けてみるといいでしょう。
その他、舞台や自主映画などは出演者を一般公募している作品もありますし、ワークショップ形式のオーディションなどもたくさんあります。
ステップ1で明確にした自分の「目的地」に向かって、取捨選択しつつ、積極的にアクションを起こしていきましょう。
その他大勢の中の1人になってしまわないように意識することは3点。
- (ファースト)インパクト
- 意外性(ギャップ)
- 確かな実力(魅力)
を意識しつつ、小さなきっかけを大きなチャンスに変えていきましょう。
最後に4つのステップをまとめますと、
ステップ1:「目的地」すなわち「理想の俳優像」を明確にする。
⬇️
ステップ2:「現在地」を明確にする。
⬇️
ステップ3:「取捨選択を徹底し、ギャップを埋める」
⬇️
ステップ4:「認知拡大」してファンを増やす
俳優を職業にするという夢は簡単に叶う夢ではありませんし、長い時間を要する場合もあります。
その長い時間の中で、迷い、悩み、道を見失いそうになるときがあるかもしれませんが、最初にこの4つのステップに沿って「目的地」と「現在地」を繋いでおけば、道に迷ったときに再確認できる地図のような存在になります。
どんな時でも自分の指針になるものなので、俳優を目指す「目的」を忘れないためにも、じっくりと考えてあなただけの地図を作っておいてくださいね。
それでは、夢と希望を胸いっぱいに積んで、俳優業界という大海原に漕ぎ出しましょう!
もしも、目的地に向かう道中で道に迷いそうになったときは、下記より何でも相談してください。
毎日たくさんのメッセージを頂くので、すぐには返信できないかもしれませんし、場合によって(俳優になることと関係ない内容など)は返信できない場合もあるかもしれませんが、できるだけあなたの立場になって一緒に考えたいと思います????????
もちろん、「お前も頑張れよ!」っていう応援メッセージをくれてもOKです????
励みにします✌️
でも、誹謗中傷は一切受け付けません(笑)
関連する記事