俳優になる為の明確な「目的」と「目的地」は定まっていますか?
それさえハッキリしていれば、そこを《目指すだけ》です。
「確固たる目的」さえ定まっていれば、その目標に向かっていくのは本当にシンプルな事です。
「俳優になって何を達成したいのか?」(目的)
「最終的になりたい自分の”俳優像”とは?」(目的地)
目的を達成する為に必要なスキルを身につけること。
そして、
一つ一つ自分の”俳優像”に近づいていくこと。
考えるのはそれだけです。
自分の思い描いた俳優像に近づけていくということは、つまり自分を「セルフプロデュース」するということです。
セルフプロデュースをしながら(理想に近づけながら)、俳優としての自分を「ブランディング」(ブランド化)していき、自分というオリジナルブランドを作り上げれば、他に代わりのいない唯一無二の俳優になれるでしょう。
他に代わりのいない女優になりたいです❗️
今回の記事では、俳優として他の人より一歩抜け出す為の方法として「セルフプロデュース」と「セルフブランディング」について解説します。
■俳優を仕事にするためのセルフプロデュース
俳優活動を長く続けるだけでは、慣れることはあっても勝手にスキルが上がる事はありません。
また、勝手に理想の俳優像に近づくという事もありません。
殺陣ができるようになりたいと「思っているだけ」では上達しないのと同じように、「どんな服を着るか」明確なイメージを持っていても、自分が用意しなければ誰かが勝手に望み通りの服を用意してくれることもありません
そりゃそうだ…
とにかく自分自身で常に「理想のイメージ」を意識して、1つ1つ近づけていくための行動を起こすことが大事です。
目指す「俳優像」(イメージ)に自分を近づけていく事。
わかりやすく言えば、それが「セルフプロデュース」です。
着るものや身につけるもの、喋り方や表情、仕草、立ち振る舞いの全てにおいて、あなたが目指す理想の俳優像に寄せていくこと。
これらは全て「セルフプロデュース」です。
あんまり意識した事がなかった…????
なので、セルフプロデュースを行っていくためにも、明確に目指す「俳優像」をイメージすること。
これが第一段階です。
まずは自分がどんな俳優になりたいのか、細かい部分まで理想の俳優像をイメージしておきましょう。
そして、理想の俳優像に自分を近づけていくのと同時に俳優として認知してもらうための活動も行っていかなければいけません。
あなたが自分自身のプロデューサーであると意識してみると、自分に足りないものや必要なことがわかりやすくなります。
・セルフプロデュースの簡単な3つのステップ
セルフプロデュースの簡単な流れは以下になります。
①理想の「俳優像」を明確に思い描く(セルフイメージ)
②理想の「俳優像」に近づけていく
③認知拡大のための行動を起こす
やる事はシンプルで簡単です。
自分が今どの段階にいて何が必要なのかを理解しておけば、 セルフプロデュースもスムーズになります。
自分自身が、自分という俳優を世に売り出す「プロデューサー」だという意識を持って客観的に捉えていけば、よりハッキリとした俳優としての自分の姿がイメージできるようになるでしょう。
私自身が「女優としての自分」のプロデューサーか…。気が引き締まる????
■俳優を仕事にするためのセルフブランディング
セルフプロデュースと似た言葉でセルフブランディングという言葉があります。
こちらもセルフプロデュースと同様に俳優が考えておかなければいけないことなので覚えておきましょう。
セルフブランディングを簡単に言うと、言葉の通り「自分を」「ブランド化する」ということです。
自分をブランド化するということは、他に代わりのいない唯一無二の存在(オリジナル)になるということ。
この役はこの俳優さん以外は考えられない、というような「圧倒的なオリジナリティ」こそが俳優としてのブランドになります。
あなたの、俳優としての「オリジナリティ」はどんなところでしょうか?
他の誰にもないようなあなただけのオリジナリティ。
この質問をして即答できるくらいに自分の「オリジナリティ」や「強み」「セールスポイント」を自分自身で客観視できていれば目的達成も早くなります。
私のオリジナリティ…どこだろう????
反対に言えば、自分の良さを自分自身で自覚できていなければ自分で自分をブランド化するのは難しい。
そう思いませんか?
たとえば、ルイヴィトンのバッグと言えば誰もが知る高級なブランドですが「どんな良さがあるのか?」「他のブランドとは何が違っていて、どういう部分が強みなのか?」と、その「価値」を理解できていなければ、まず売るのは難しいですよね。
たしかに????
それと同じで、俳優としての自分を「ブランド化」するという事は、まず自分の良さや他との違い、または優れているところを理解することから始まります。
自分という俳優を売り出すプロデューサーでもあるあなた自身が、俳優としての自分の「強み」や「売り」または「特性」など、どこがあなたの「オリジナリティ」なのかを徹底的に考えてみましょう。
そして、それをどのようにしてブランディングしていくのかを考える。
それだけでもまずは他の人の一歩前に出る存在になれるはずです。
確かにそうですよね❗️自分の良さをわかっていないとアピールもできませんよね。
・セルフブランディングの簡単な3つのステップ
セルフブランディングの簡単な流れは以下になります。
①自分の「強み」「セールスポイント」(オリジナリティ)を知る
②俳優としての自分をメディア化する
③自分自身のプロモーションを行う
これも、やる事はシンプルですね。
メディア化とは、自分自身のホームページやSNSを利用してまずは情報発信の場を持つということです。
そこから認知拡大を図り、ファンとの関係を深めていきコアなファンを増やしていくことに活用できます。
多くのフォロワー数を誇り、ファンとの関係を深める理想的なSNSの活用方法としてレディーガガなどが有名ですね。
ただ、メディア化と言っても間違ったメディア化をしないように注意しないといけません。
現代はブログやSNSなど様々な媒体がありますが、何でもいいからとにかく名前を売って目立てという事ではありません。
ブランディングの本質を見失って、自分を「凄そうに見せる人」になってしまっては逆効果です。
■セルフプロデュースとブランディングのまとめ
あなたが一流の俳優になるためにやるべきこと。
それは、演技力を磨くことはもちろん、普段の意識や思考、日常生活のすべてにおいてあなたが理想とする俳優像に日々近づいていくことです。
そのために必要なのが「セルフプロデュース」と「セルフブランディング」です。
セルフプロデュース
- 理想の「俳優像」を明確に思い描く
- 理想の「俳優像」に近づけていく
- 認知拡大のための行動を起こす
セルフブランディング
- 自分の「強み」「個性」(オリジナリティ)を知る
- 俳優としての自分をメディア化する
- 自分自身のプロモーションを行う
演技力はもちろん、着るもの、口にする言葉、しぐさ、立ち振る舞い、あなたが目指す俳優像に可能な限り早く近づけていく。
そして、自分自身の俳優としての「個性」「強み」「セールスポイント」など、あなたらしい、あなただけのオリジナリティを見つけ、その存在を1人でも多くの人に知ってもらう。
やることは至ってシンプルで簡単です。
これから先、芸能事務所などに所属したとしても事務所任せや人任せにしないで、自分自身で自分をプロデュースするという意識を持ち続ければ様々なアイディアが生まれます。
あなただけの空気感や個性、 圧倒的なオリジナリティを発揮して、唯一無二の俳優になってください。
そうすれば、あなたという「俳優ブランド」が確立されるでしょう。
そうですよね!一流のブランドを目指します。
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