今回の記事を読んで、「目標設定」を改善するだけで、
チケットが大幅に売れるようになります。
こんにちは????
舞台に出演する時に、個人で100人以上のお客さんを動員する俳優もいれば、2、30人ほどしか動員できない俳優もいます。
その違いは!?
簡単です。「意識の差」です。
今回の記事では、その「意識の差」にスポットを当て、「目標設定」を改善することによって動員数を大幅にアップさせるのが狙いです。
もちろん30人でも、忙しい時間を調整して劇場まで足を運んでいただき、チケット代を支払って観てくださるお客さんには感謝しかありませんが、俳優を職業にしようと考えている人にとっては、今後かなりの努力が必要な動員数です。
実は僕自身も、養成所を経たあとは小劇場で活動していまして、当時は2、30人ほどのお客さんしか動員できない俳優でした。
でも、のちに商業舞台の座組みに入ったあとは、普通に個人で100人以上のお客さんを動員できる俳優に1年ほどでなりました。
何をどうしたら、100人のお客さんを動員できるようになったのか?
実際の体験談としてお話したいと思います。
まず、何がきっかけになったかと言うと、商業舞台の座組みに入ったことで、実際に個人で100人以上のお客さんを動員する俳優たちを目の当たりにしたことです。
それまでの自分の周りには、100人以上も動員する俳優がいなかったので、頭から「個人で100人なんて動員できない」と思っていました。
でも、実際に動員する俳優たちを間近で見ることで、自分と何が違うのかを知り、真似してみることで、自分も100人くらいは動員できるようになりました。
その経緯をもとに、十分なお客さんを動員できる俳優と、あまり動員できない俳優の違いは何なのか?また、どうすれば動員数を大幅にアップすることができるのかを解説します。
舞台出演のときもそうですし、自主映画などの上映会などでも俳優個人の動員数が求められる場はさまざまありますので、個人で100人以上のお客さんを動員できるようになりたい人は是非、今回の記事をお読みください。
100人動員する俳優と、30人しか動員できない俳優の違い
小劇場で活動していたころ、正直言って、多いときで30人くらいしかお客さんを動員できませんでした。
ひどいときには、チケットノルマを達成できず、不足分を自腹で精算したりしていました????
つまり、出演料をいただいて舞台に出るどころか、参加費を支払って出演しているようなものだったわけですね????
ですが、のちに所属した商業舞台の座組みや商業的なミュージカルカンパニーでは、チケットノルマなどは一切ありませんでした。
それどころか、俳優個人でチケットを売るということ自体がそれほど求められませんでした。
「知り合いで観たい人がいればいつでも言ってね」というくらいのスタンスで、「頑張ってチケットを売ってください」なんて言われたことがありません。
でも、そんな環境の中、多くの俳優が個人的に100枚以上のチケットを制作さんに手配してもらっているのを見て、衝撃的でした。
当時の自分には、個人で100枚のチケットを売ること自体が異次元だったので????
実際、そういう環境に身をおいたにも関わらず、小劇場の時よりもチケット代が高くなったことで、僕自身の動員数は半分以下になりました(笑)
もう、意味がわかりませんでしたね????
マネージャーの友人や親戚にまで声をかけてくれて、なんとか動員を増やしたりしました。
そのおかげというか、「何が違うのか?」と本気で疑問を持ったことで、100人以上のお客さんを動員する俳優たちと自分の違いに、明確に気づくことができました。
細かいことや具体的なことを言えばたくさんありますが、まず何より違ったのは「意識」です。
「100人動員して当たり前」と普通に思っている俳優と、「100人なんて動員できるわけがない」と普通に思っている俳優の<思考・意識>の違いが全ての違いを生み出していることに気づきました。
そりゃそうですよね。同じ俳優同士でも「常識」だと思っていることが違うんですから。
全く真逆のことを「当たり前」だと思っていて同じ結果が出るわけがないですよね。
集客人数が少ない俳優は「目指す場所」が見えていない
上記のことからもわかるように、100人以上のお客さんを動員できる俳優になりたいのであれば、まずその「意識」を変えなければ実現は難しいです。
なぜなら、その意識に基づいて、全ての行動が変わるからです。
そう、つまり「意識」を変えるだけで100人以上のお客さんを動員できる俳優に簡単になれるということです。
そんな簡単な話じゃないと、半信半疑の人もいると思います。
わかります。僕自身もそうでしたから。
もちろん、意識が変わっただけで動員人数が増えるわけではありません。
でも、心配無用です。意識が変わることにより、行動のすべてが変わりますから。
行動が変わった結果として、動員人数が増えるという「当たり前」の結果が出るだけです。
「100人以上のお客さんを動員するのが当たり前、普通」と思っている俳優と、「個人で100人も動員するのは普通に無理」と思っている俳優の違いは、わかりやすく言えば「夢を見ているだけの人」と「目指している人」の違いです。
「夢を見ているだけの人」というのは、こうなればいいな、そうできればいいなと、ふわっとした感じで考えている人で、
「目指している人」というのは、明確なゴールを定め、そこにたどり着くための具体的な計画を立てて進んでいる人の差です。
舞台などで言えば、1人でも多くのお客さんを動員したい、観てもらいたいとは誰もが思っています。
でも、明確な人数を決めずに「1人でも多く」と思っている人と、明確に「100人動員する」と決めて、その明確な目標数字を基準にして実際に動員するための行動をする人がいます。
具体的な目標人数も決めずに「1人でも多く…」と考えている人は、明確な「ゴール(目標人数)」を目指していることにはなりませんよね?
そうした「意識」の違いは、全てにおいて当てはまります。
たとえば、そもそもあなたはどうすれば俳優を仕事にすることができると思ってますでしょうか?
舞台で言えば、何人のお客様を集客すれば、あなたは俳優を職業にできるのでしょう?
100人以上のお客さんを動員する俳優と、2、30人しか動員できない俳優では、この質問に対する答えから違います。
違うと言うか、2、30人ほどしか動員できない俳優は、答えを持っていない場合がほとんどです。
ここでは、正解不正解はどうでもよくって、自分なりの考えや答えを持って、ちゃんとそこを「目指して行動しているか?」というのが大事です。
明確な答えがないということは、つまり、 目指す場所が決まっていないということです。
目指す場所が決まっていなければ、「目指している」とは言えませんが、実際、そういう俳優が多いのが事実です。
「アメリカに行きたい」と思っている2人の人がいるとします。
1人は、アメリカに行くための行き方と飛行機の時間と空港までの経路を調べ、チケットを手配し、成田空港に向かう人。
もう1人は、なんとなくアメリカの方向に向かって電車を乗り継いでいく人。
わかりやすく言えば、この差です(笑)
どうすれば「俳優を職業にできる(※目指す場所)」かわかっていないのに、なんとなくで活動している人は、きわめて「なんとなくアメリカの方向に向かって電車を乗り継いでいく人」に近いですよね。
そんな人に対して、あなたなら何とアドバイスしますか?
動員人数が大幅にアップする「目標設定」とは?
ここまでの話でもわかるように「目指す場所」さえハッキリしていれば、たどり着くのは意外と簡単だと思いませんか?
そして「目指す場所」を明確にすればするほど、道筋や方法もある程度絞れてきますよね?
「アメリカで待ち合わせ」と言われるのと、「アメリカのテキサス州フォートワースにあるフォートワース現代美術館のエントランスで待ち合わせ」と言われるのでは、どちらが行きやすいですか?
僕が行ってみたい場所はさておき(笑)
「目指す場所」が明確かどうかで、全然違ってくるわけですね。
つまり、「100人動員する」と決めてそこに向かっていく人と、なんとなくの方向に向かっていく人では、たどり着く先が違っていて当然だということがわかると思います。
僕が、商業舞台の座組みに入って、個人で100人以上のお客さんを動員する俳優たちを実際に見て気づいた一番の大きな違いは、そこです。
- 「100人以上のお客さんを動員するのが当たり前、普通」と思っているか
- 「個人で100人も動員するのは普通に無理」だと思っているか
目的地にたどり着きたいのであれば、「行きたい場所」を明確にして、ちゃんとそこを「目指せばいい」だけの話だったんです。
なので、声を大にして言いたい。
舞台に出演する時や自主映画の上映会などで個人的にお客さんを動員する必要があるときは、まずは何人動員するのか「人数」を決めてください。
30人動員するのか?100人動員するのか?
その、最初の「目標設定」を改善するだけで結果は大幅に変わってきます。
道筋や方法も明確になります。
まず一番大事なことは、
100人動員すると決めているかどうか
本当に目指しているかどうか
です。
まとめ
僕が商業舞台の座組みで、実際に100人以上のお客さんを動員する俳優たちを見て、
「個人で100人以上動員できるんだ」と実感し、
自分も「100人動員する」と決め、日常の行動をどういう風に変えていったのかはまた別記事でまとめますが、もう1つ、即効性のあるコツを伝授しておくと、
- 同じ価値観を持った仲間を身近におく
ということです。
あなたの身近な俳優仲間や知り合いの俳優の中で、個人で100人以上を動員して当たり前と思っている人がどれだけいますか?
もし少ないのであれば、今すぐにでもそうした価値観を持っている仲間を見つけましょう。
正直、小劇場で活動していたころの僕の周りには、自分と同じように30人ほどのお客さんしか動員できない俳優仲間ばっかりだったんです。
「100人は動員して当たり前」と思っている俳優は、その考えが根本的な基準になりますので、「100人も動員できなくて当たり前」と思っている俳優とは思考や行動そのものが違います。
なので、自分も100人以上のお客さんを動員できる俳優になりたいと思っている人は、同じような考えを持てるように、また同じような行動に移せるように、目指したい価値観を持っている人を身近に置いておくことは大事です。
きっと30人ほどしか動員できない俳優の周りには、同じように30人ほどしか動員できない俳優が多いと思います。
僕自身も、100人以上を動員する俳優たちと関わるようになって、集客に対する考え方や行動が大きく変わりましたし、そのおかげで実際に100人以上のお客さんを動員できるようにもなりました。
環境や関わる人を変えていくのは、結果を変えるうえではとても有効だと思います。
是非、志や意識の高い仲間を身近に置き、切磋琢磨することをおすすめします。
★今回の記事のポイント★
- ①とにもかくにも「意識を高く!」
- ②動員人数「最低100人」と決める。「目標設定」も高く、具体的に!
- ③「意識高い系」の仲間を身近に置く!





