俳優になるには、俳優としての演技スキルを磨くことや人間性など内面を磨くことも大切ですが、同時に自分の存在を世の中に知ってもらうこともとても大事です。
どんなに俳優としての魅力があっても、どんなに演技力が高くても、それを知ってもらわないことには話になりません。
そこで、自分を知ってもらい今後の仕事に繋げる直接的なチャンスの場として一番効果的なのがオーディションです。
特にフリーで活動している俳優などは積極的に自分からチャンスを探して挑戦しています。
ここでは、自分でオーディション情報を探す方法とオーディションの情報サイトをご紹介します。
実はこっそりとTwitterでオーディションやワークショップの情報などを流しているので、よければチェックしておいてください。
Twitterなんてあったんですか!?
サイトの立ち上げと同時にアカウントを作ってそのまま2年ほど放置してしまっていました(笑)思い出したかのように最近稼働し始めたのでよければフォローをお願いします(笑)
俳優道場のTwitterアカウントはこちらになります→@haiyuudoujyoo
■オーディション情報をゲットできるサイトの紹介
まだ芸能事務所に所属していない人はもちろん、所属していても自分でもオーディション情報を探して受けていいよと言ってくれる事務所であればどんどんオーディションは受けていきましょう。
まず、キャスティング関係の人や制作サイドの人などと接点がない場合は、自力でオーディション情報を探すことになります。
その場合は、インターネットなどで一般公募しているオーディション情報を探すのが一番早いですね。
そこで、一般公募しているオーディション情報を探せるサイトを紹介します。
1. シネマプランナーズ
僕の周りにいる俳優(特にフリー)の中で、オーディションの情報源として最も利用されているのがこちらのシネマプランナーズというサイトです。
ショートフィルムなど、自主映画的なものを含め映画のキャストおよびエキストラなど幅広い募集が多い印象です。
他にも、舞台の出演者募集、制作スタッフ募集、ワークショップ情報など、様々な情報が掲載されていますので、定期的にチェックしてチャンスを逃さないようにしておきましょう。
サイドバーに「オーディションメニュー」という項目があり、映画・テレビ/舞台/タレント・アイドル/モデル/声優/音楽/ダンサー/その他、のカテゴリーを選択すればそれぞれのオーディション情報が確認できます。
3. オーディションプラス
こちらのオーディションプラスでは、左サイドバーに「メニュー」という項目があり、そこに映画や舞台はもちろん、モデル、アイドルといったカテゴリー別のオーディションが見れるようになっています。
面白いのは、「声優」や「ダンサー」、「(芸能)事務所所属」オーディションなど、他のサイトではあまり見ないカテゴリーもあります。
4. CoRich舞台芸術! 掲示板
舞台のチケット管理システムなどで有名なCoRich舞台芸術!ですが、掲示板には様々なオーディションやワークショップの募集情報などが直接掲載されています。
もちろん映像系のオーディションや募集情報もありますが、どちらかというと舞台系の情報が多い印象です。
他にもボランティアスタッフ募集などもありますので、とにかく現場の空気感などが知りたいという人は、そういうものを経験してみるのも有りかも。
5. オーディション&デビュー
こちらも幅広いカテゴリーのオーディション情報が掲載されています。
俳優にはあまり関係ないかもしれませんが、「お笑い」「クリエイター」「シンガー」「DJ/パーソナリティ」「レースクイーン」など、カテゴリー数では一番と言っていいほどのオーディション情報がありますので、面白いですよ。
6. デビュー
こちらのデビューというサイトも幅広いオーディション情報が掲載されています。
印象としては、大きな規模のオーディション情報も比較的多く掲載されている印象です。
なので、もしかするといきなり大きなチャンスに巡り合える可能性もあるかも!?
7. narrow(ナロー)
こちらのnarrow(ナロー)も幅広いオーディション情報が掲載されていますが、面白いのは、こちらのサイト限定のオーディションがあったりすることです。
定期的にチェックしておけば、他のサイトでは出会えないチャンスに出会える可能性もあるかもしれません。
芸能事務所のオーディション情報なども有り。
8. 三池崇史の役者の穴!
こちらの「三池崇史の役者の穴!」は知る人ぞ知る、貴重すぎるワークショップです。
日本を代表する大御所監督の一人、三池崇史監督が、役者を目指す人に向けて定期的に開催している、完全無料のワークショップです。
完全無料って…考えられます?
その代わりと言ってはなんですが、参加できるかどうかは自分で用意した40秒間の自己PR動画を送って、その動画での選考になるので少しだけハードルが高いです。
でも、一度選考から外れても何度でもチャレンジできるのでそこで終わりではありません。
なにより三池崇史監督から無料で直接指導してもらえるなんて普通に考えるとあり得ない話ですよね。
これはオーディションではありませんが、三池監督の目に止まるようなことがあれば今後に繋がる出会いになるかもしれません。
是非とも一度は経験してみることを推奨します。(本当は一度と言わず何度でも挑戦するべき!と思ってます/笑)
■まとめ
まだオーディションを受けたことのない人や経験の少ない人は、オーディションを受けることにも気合いが必要かもしれませんね。
でも俳優としての仕事に繋げる最大のチャンスの場がオーディションです。
オーディションを受けた時点で、俳優を仕事にできる可能性が生まれます。
受けなければ1%の可能性も発生しません。
あるキャスティングプロデューサーがこんなことを言っていました。
オーディションってさ、良い悪いじゃないんだよ。
合うか合わないかなんだよね。
その時々の作品で求めている役のイメージやキャラクターなんていうのは、ある程度、物語上、決まってるんだよ。
僕たち選ぶ側は、そのイメージに合う人を探してるだけなの。
だから、良い悪いじゃないんだよね。
今回はイメージがちょっと違ったから外したけど、是非また別の作品でご一緒したいなと思う俳優はいるもんだし、そういう人のことは覚えてるもんなんだよ。
と。
そうなんですよね。「受かる、落ちる」って表現をするので、オーディションに「落ちる」たびに道が閉ざされたような気になってしまいますが、その作品では「合わなかった」だけなんですよね。
そう考えると、少し肩の力が抜けませんか?
一つのオーディションに「合わなかった」としても、今後あなたのイメージやキャラクターに「合う」作品に巡り合える可能性は一つも減っていません。
なので、恐れないで一つ一つが身になる経験だと思って、どんどんトライしましょう。
※オーディションやワークショップを受ける際には、募集要項、主催者、料金など、内容をよくご確認の上、受講されてください。
作品ごとのオーディションもですが、当サイトでおすすめの芸能事務所「アヴィラステージ」などは事務所で様々なオーディションを開催しているのでそういったオーディションに挑戦してみるのもありだと思います。
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