こんにちは。
最短で確実にプロの俳優になるための4ステップ。
まずはステップ1と2で「目的地」を明確にし「現在地」を知るということをお伝えしました。
そして、その「目的地」と「現在地」を結ぶ。つまり、「理想の俳優像」と「現在のあなた」のギャップを埋めるというのがステップ3となります。
■徹底的に取捨選択しよう
最短で「理想の俳優像」に近づくためのコツとポイントをお伝えします。
まずは理想の俳優像に近づくために「必要」と「不必要」を徹底的に取捨選択することです。
これからの自分にとって「何が必要」で「何が必要でない」のかを一度しっかり考えてみる。この工程は必ずやってみてください。
地図を広げて現在地と目的地を見ながら、遠回りになる道にはバツを入れて消していくような感じで、目的地に最短でたどり着く為に必要な道だけを残して、必要のない道をどんどん削除していく感じです。
そうすることで、遠回りと迷子になることを防げます。
本当は映画やドラマなど映像の世界で活躍したいと思っているのに舞台ばかりやっている人などがいますが、そういう人は自分にとっての「必要」「不必要」がしっかり取捨選択できていない場合が多いです。
シンプルに考えて、映像の世界で活躍することを目指しているなら出来る限り映像作品に携わっていく道を考えた方がいいでしょう。
舞台稽古に費やす膨大な時間を、たくさんの映画を観て映像の演技を勉強する時間にあてた方が身になるかもしれませんよね。
感情の作り方や心の動かし方は同じでも、映像と舞台では表現の仕方や見せ方は全然違います。
舞台では顔はもちろん全身が常に見られているのに対し、映像ではカメラがどの角度からどのくらいの範囲を撮っているのかでそもそも見える範囲も違いますし、見せ方(表現)や声のボリューム、トーンも全てが変わってきます。
あなたがドラマや映画など映像で活躍する俳優を目指すのであれば、最初からカメラの前での演技(表現)方法を勉強した方が早いと思いませんか?
反対に舞台俳優を目指すのであれば、最初から舞台用の表現方法を学んだほうが早いですよね。

間違いない…
近年では自主映画などの製作数も増え、クオリティも非常に高く「カメラを止めるな!」などのようにとんでもないヒット作が生まれたりするので、俳優にとってもチャンスの幅は大きく広がっています。
一般応募している自主映画などもたくさんあるのでオーディションを受けてみるのも良し、一般応募を受け付けている芸能事務所のオーディションを受けてみるのも良し。
またキャスティングオーディションを兼ねた映画監督のワークショップなども数多く開催されています。
そのように、自分が目指す先に直結していると思われるものに積極的に挑戦していく方が結果的には早いです。
今「何に時間を使うのか」また、「何に時間を使わないのか」を決めておくことで無駄な時間を省くことができます。
・不必要なものは一旦捨てる勇気を持とう
「今の自分に必要のないから捨てるもの」まで決めておくと、様々な選択を迫られた時に決断が早くなりますし、間違った選択を減らすことができます。
もちろん、時間だけではなくてお金も、人間関係も同じです。
たとえば、自分磨きにもそれなりのお金がかかります。
それはあなたが一流の俳優になるための自己投資として、可能な限りは自分に投資するべきものですよね。
でも、必要なもの不必要なものをハッキリ決めていなければ、習い事やレッスンを受けるべき時間やお金を使って、なんとなくの流れで飲みに行く、なんとなく服を衝動買いする、など今どうしても必要でないことにお金や時間を使ったりすることが多くなってしまいます。

「痩せたい痩せたい」と言いいながら具体的なカロリー計算もせず運動などもしないで普通にご飯を食べている人のような感じですね(笑)

耳がいたい話です…
そのようにして、時間やお金、人付き合いに対しても「必要なもの」「不必要なもの」を、一度、明確に書き出してみると今のあなたが何を優先すべきかがよくわかります。
あなたが計画性なくダラダラと過ごしている時間に俳優仲間はストレッチをやっているかもしれません。一生懸命台本を読んでいるかもしれません。たくさんの映画を観て勉強しているかもしれません。滑舌の練習をしているかもしれません。
人知れず、家で地道な努力を積み重ねている人もたくさんいます。
もちろん「今は休んで心身を整えるとき」と決めて休むことは必要です。
ただ、「なんとなく」ではなく「必要」な時にしっかりと休むようにしましょう。
■まとめ
ステップ3は「取捨選択してギャップを埋める」
- 「必要」「不必要なもの」を明確にする
- 徹底的に「不必要」を排除し、「必要」なモノだけに時間を費やし自分を磨く
たった2つ。
この2つのことを徹底するだけで、目的地に近づくスピードが大きく違ってきます。






