俳優としてセルフブランディングする為の準備

自分磨き/ブラッシュアップ

 

あなたは、どんな俳優ですか?

あなたの特徴や魅力、そして他の俳優と違うところはどんなところですか?

 

あなたなら、上記の質問にちゃんと答えられるでしょうか?

あなたが今から俳優を目指す段階であればまだ答えられないかもしれませんが、既に俳優として活動している人であれば、このような質問にはちゃんと答えられる状態でないといけません。

たとえばオーディションの時に同じ質問をされたとします。

どう答えますでしょうか?

「えぇ~っと…、う~~んっと…」というような状態では良い印象は残せませんよね。

これは俳優に限ったことではなく、どんな商売、商品にも共通して言えることです。

どんな特徴がありますか?と聞かれて、「あのメーカーさんのあの商品と同じ特徴があります」で、魅力を感じてもらえるでしょうか?

 

これから女優を目指すもえちゃん
既に他にあるものと同じなら必要ないような気が…😅 
きんちゃん
そうですよね(笑)

 

やはりどのような商売でも、その商品にしかない魅力に人は関心を持ちます。

俳優で言うところの個性やキャラクター、または空気感などがそれにあたります。

「俳優の○○さんっぽい(あなた)」とか、「俳優の○○さんみたい(あなた)」などと言われるようになったら、しっかりと自分独自の存在感を印象づけられている証ですよね。

これを、ブランディングと言います。

この記事では、 俳優としての存在感を確立するためのブランディングの仕方を解説していきます。

 

■俳優にとってセルフブランディングは必須

セルフブランディングという言葉は聞いた事があるでしょうか。

 

セルフブランディング(せるふぶらんでぃんぐ、SelfBranding)とは、企業や組織に所属しない「個人」が、自らをメディア化し、自らの力でプロモーションすること。

引用 Wikipedia

 

簡単に言うと、その名の通り「自分を」「ブランド化する」という意味です。

一流の俳優になろうと思うと圧倒的な「オリジナリティ」と自分自身の「ブランド力」が必須になります。

事務所によっては「どういった個性を売りにするか」「 どんなキャラを押し出していくか」など、戦略的な面までしっかりと考えた上で方向性を示してもらえたり、プロモーションをかけてもらえるかもしれませんが、多くの事務所では所属しただけではそういう訳にはいきません。

ではどうするかと言うと、自分自身でしっかりと計画を練り、自分で俳優としての自分を「ブランド化」することが大事です。

認知してもらう為の宣伝活動や積極的な売り込み活動といった行動を自ら起こしていかなければいけません。

 

俳優を志して10年目のアッチ
何も考えないでも、力のあるプロデューサーや監督が自分を見つけてくれればいいんですけどね~😋
きんちゃん
お金が空から降ってこないかな~的な発想だね(笑)
俳優を志して10年目のアッチ
確かに。やっぱ考えないとだめか…😜

 

■俳優として自分をブランド化する為の準備

まず、俳優として自分をブランド化するための準備として、 最低限3つの理解しておかなければいけない事があります。

  • そこに市場があるのかを知る
  • 求められていることを知る
  • 自分の「強み」を知る

いわゆるビジネスでいうところのマーケティングというやつですが、最低限このぐらいの事は考えておかなければいけません。

 

これから女優を目指すもえちゃん
マーケティング😵…あんまり難しいビジネスっぽい話は… ちょっと苦手…です
きんちゃん
大丈夫大丈夫。簡単に説明します(笑)

 

・そこに市場があるのか?

まず、一番に考えないといけないのは「そこに市場があるのか?」という事です。

 

 

例えば、人の来ない山の上に居酒屋を作ってもお客さんが来ないのは言うまでもないし、魚がいないとわかっているところに仕掛けをする漁師さんだっていませんよね。

 

これから女優を目指すもえちゃん
確かに。それはそうですね😅

 

どんなに空気が澄んでいて、どんなに魅力的な場所であっても、人が登ってこない山の上や、魚がいない池は、そこには「市場がない」という事になります。

 

 

他にも、 たとえば、人口が100人の街があったとします。

そこに1軒の居酒屋があり、その居酒屋には街の人の90人が常連客として通っています。

つまりこの街のほとんどの人が常連客です。

そんな街に、あなたはもう1軒居酒屋をオープンしようと思いますか?

 

これから女優を目指すもえちゃん
いや、普通に成り立たないですよね😱私ならカフェにします(笑)
きんちゃん
そうですね。仕事としてまず成り立ちませんね。

 

これは俳優で言うと、もう同じキャラの俳優が既にいて活躍しているのに、その人と同じキャラで攻めようとしているようなものですね。

 

これから女優を目指すもえちゃん
あ、なるほど。。😥

 

場所だけあっても人がいなければ物は売れないし、流行っているお店があって、そこに同じような店を出すのは相当厳しい戦いになりますよね😰

買いたい人がいてこその「仕事」だし、他にはない魅力があってこその「個性」なんですね。

 

・求められている事を知る

そこに市場があると判断したら、次に大事なことがあります。

原則として「仕事」というのは「市場に求められている」ことが大前提だと言えます。

俳優も、仕事として成り立たせるためには、視聴者や観客、または制作サイドに「求められる存在であること」が必須ですよね。

どんなに演技が上手くても、求められる存在でなければ仕事にするのは難しいでしょう。

 

俳優を志して10年目のアッチ
求められていること…か。確かに。

 

買い物用の安いエコバッグを探し求めている人に、ルイ・ヴィトンのバッグを勧めてもほぼ100%不必要ですよね?

 

これから女優を目指すもえちゃん
それは・・・いらないでしょうね、きっと😅 

 

でも、当然これは商品が悪いわけではありません。

ただ、ニーズがマッチしていないだけです。

だとしたら「商品を変えるか」「市場を変えるか」しかないわけです。

俳優の中にも、そうしたちょっとした「ズレ」に気づいていない人が多いです。

オーディションなどに行くとわかりやすいですが、相手が求めていることと、俳優自身がアピールしたいことがズレている人をよく目にします。

 

俳優を志して10年目のアッチ
…自分のことのようで…刺さります😫
きんちゃん
僕も現役のときを振り返ると偉そうなこと言えないけどね(笑)

 

・自分の「強み」を知る

「そこに市場がある」ことと「何を求められているのか」がわかれば、最終的に大事なことは、「自分に何が(提供)できるか」です。

それが噛み合っていないと、仕事として成り立ちません。

先日、ワークショップの打ち合わせで、大手芸能事務所の、ある有名俳優のマネージャーさんとお話しをする機会があった時に「ごもっとも」なことを仰っていてハッとしたんですが、

 

マネージャー談:

よく、面談の時に「どんな役でもやります!」とか「どんな役でもできます!」と言ってプロフィールを渡される時が多いんですけど、ハッキリ言うとそれを言っちゃった時点でアウトなんですよね。プロの俳優は「どんな役でもやって当たり前」「どんな役でもできて当たり前」ですから。それは得意気になって話すような事じゃなくて、プロになる為の「最低限の資格」みたいなもんなんです。プロ野球選手で「打てるけど投げられません」なんて選手はいないのと同じで、みんな、一般人の僕たちじゃできないようなプレーが一通りできて初めて「プロ」になれるわけですよね。そして、その中で他の人よりも秀でたところがある人だけがプロの世界で通用するんですよね。だからそれ「なんでもやります!」「どんな役でもやります!」って言っちゃった時点で、それって実は「特に得意なものがありません」「特に目立つ事がありません」って言ってるのと同じなんですよね。

 

と。

本当に、ごもっとも、な意見です。

「仕事」にする。「プロ」になってお金を稼ぐ。ってそういう事だと思います。

 

俳優を志して10年目のアッチ
…身につまされる。。😰

 

そのマネージャーさんに、

《では、「売る側」の人間としてプロの俳優を目指している人に「求めること」は何ですか?》と聞いたら、以下のように仰っていました。

 

マネージャー談:

プロは「何でも(どんな役でも)できて当たり前」なんですけど、その中で「こういう役だけは誰よりも得意です!」とか「こういう役は誰よりも説得力があります!」とか、そういう部分を持ってきてほしいですね。そういった得意分野や特徴や個性は、僕みたいな立場(マネージャー)から言わしてもらえば、それがそっくりそのまま営業する時の「セールスポイント」にもなる訳なんです。当然そういうセールスポイントがある方が断然売り込みやすいです。そして、そのセールスポイントが強烈であればあるほど更に売り込みやすいのも事実です。 例えばですけど、「オタクの役をやらせれば右に出るものがいません!」と言えるほど、どこからどう見てもオタクっぽければ売り込みやすいですよね(笑)でも反対に「セールスポイント」が何もなかったり、特徴や個性が弱ければ売り込みにくいです。

 

と。

こうして聞くと「仕事として」当たり前過ぎますよね。

もちろん、飛び道具ではないので変わった特徴がないといけないわけではありません。

「誰よりも(普通)に見える」でもいいんです。

要は、誰よりも「らしく」見えたり、「っぽく」見えるポイントがあればいいんですね。

でも実は、自分の「セールスポイント」を堂々と言える人って意外にも少ないです。

それどころか自分で自分の「セールスポイント」を理解していない人も多い。

これって客観的に見て、どうでしょう?

 

俳優を志して10年目のアッチ
そりゃ売れんわ…って感じだ😖
これから女優を目指すもえちゃん
私、思いっきり当てはまっちゃってます😰自信を持って言える「セールスポイント」・・って、どこだろう・・
俳優を志して10年目のアッチ
俺も…ない…かも…😵

 

「市場を知る」こと、それは同時に「ニーズを知る」という事でもあります。

でも、求められている市場やニーズがわかったところで、それにお応え(提供)できるものを自分が何も持っていなければ、ハッキリ言って仕事としては「不必要」になってしまいます。

だから必死になって考えるべきは、

「求められているニーズにお応えする為に、自分に何が提供できるだろう?どんな力になれるだろう?」という事なんです。

俳優としてニーズに応えるために、自分に何が提供できるかまたその強みは何なのか。

 

俳優を志して10年目のアッチ
う~ん。まさにその通り。
これから女優を目指すもえちゃん
確かに、ですね☝️

 

提供するものは人と同じでなくていいんです。

むしろ違っている方が「オリジナリティ」があります。

自分だけの「オリジナリティ」を「ブランド化」する為にも、まずは、

 

  • 自分にできる事
  • 自分だけの「強み」
  • 自分の「オリジナリティ」

 

を、見つけましょう!

そして、自信を持って「ここが自分の売りです!」と言えるようになれば、積極的にプロモーションをかけて俳優としての「オリジナルブランド」をブランディングしていきましょう。

そうすれば俳優として唯一無二の存在になれるでしょう。

 

俳優を志して10年目のアッチ
ですよね!
これから女優を目指すもえちゃん
私も自分に自信が持てるようにトレーニングして、胸張れるように頑張ります!
きんちゃん
いいですねー!

 

■まとめ

俳優として自分をブランド化するためにも、まず一番大事なのは、求められているニーズに対してあなたは何を提供できるのか、ということです。

つまり、あなたの強みは何なのかを明確にすることですね。

ルイ・ヴィトンだってシャネルだって、メルセデス・ベンツだってBMWだって、 一流のブランドはみんな他とは違う強みを持っています。

そこが「売り」になり、コアなファンがついて、ブランド化するわけです。

他にはない、あなたというブランドだけの魅力を見つけ、輝かせましょう。

 

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