中卒でも俳優になれる?という心配は無用。学歴よりも大事な9つのこと。

知っておくこと

 

「高校にも行っていないけど俳優になれるのかな?」
「俳優になるのに学歴って関係あるのかな?」
「俳優を目指すのは、大学や専門学校に行ってからの方がいいのかな?」

 

と悩んでいませんか?

 

俳優を目指すにあたって大学や専門学校などには進学しておいた方がいいですか?など、学歴について多くの質問を受けます。

 

結論から言うと、俳優という仕事に学歴はほとんど関係ありません。

 

学歴や進路について悩みのある人は、そもそも中卒や高卒の俳優ってどんな人がいるのか?そして俳優という仕事をするのに何が必要かを一度考えてみましょう。

 

■一線で活躍している中卒や高卒の俳優たち

 

「俳優になるのに高学歴が必要なんじゃないのか?」
「中卒の自分が俳優になれるのか?」

 

と悩んでいる人は、まず、今現在活躍している中卒や高卒の俳優を調べてみましょう。

 

高学歴でなくても俳優になることができるという実例を知ることで、根拠のない一方的な不安は解消されます

 

・中卒・高卒の俳優

 

現在、活躍している俳優の中にも中卒や高卒の俳優はたくさんいます。

 

中卒では山田孝之さんや早乙女太一さんなどもいますし、小栗旬さんや藤原竜也さん、篠原涼子さん、上戸彩さん、唐沢寿明さん、北村一輝さんなどは高校中退組です。

 

そうそうたる顔ぶれですよね。

 

このことからもわかるように、一流の俳優になるのに高学歴は必ずしも必要ではありません。

 

さらに詳しく中卒や高校中退などの俳優が知りたい人は以下のサイトなどを参考にしてみてください。

 

中卒の芸能人・有名人一覧まとめ(高校中退者含まず)
  芸能界でも高学歴者が多くなる中、最終学歴が中学卒業にも関わらず、成功を掴んだ芸能人・有名人をご紹介します。…
中卒、高校中退の芸能人一覧 - NAVER まとめ
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■大学は行っても行かなくてもどっちでもいい

 

最初に言っておきますが、何か明確に学びたいものがある場合はもちろんその道の学校に行った方がいいですし、目的が明確でなくても人生経験にはなるので全くの無駄ではありません。

 

ただこれは「俳優を職業にする」ということに限っての話ですが、俳優を職業にするうえでは大学は行っても行かなくてもどっちでもいいです。

 

もちろん、演劇学科など演技が学べる大学など「俳優を職業にする」ことに繋がっていたり、大学の劇団などに入って演劇をやるというような目的があって行くのであれば良いと思いますが、一応の肩書きのためだけに大学に行くのであれば特におすすめはしません。

 

映画でもTVドラマでも舞台でも、特別な理由がない限りは肩書きでキャスティングされることはほぼないので、大学卒業の肩書きや実績が俳優として優位に働くとは思わないようにしましょう。

 

それよりは、俳優の仕事をするために本当に必要なことを身につけた方が仕事に繋がる可能性ははるかに高いです。

 

■俳優になるために学歴よりもはるかに大事な9つのこと

 

早稲田大学や明治大学などは演劇が盛んなので俳優の中には出身者も多いですが、上記のように俳優を職業にすることと高学歴とは直結しません。

 

むしろ、学歴よりも大事なことがたくさんあります。

 

俳優を職業にするうえで、学歴よりも必要な9つのことを見ていきましょう。

 

1)感受性

 

感受性というのは、たとえば綺麗な花を見て「綺麗だな」と感じたり、残酷なニュースなどを耳にして心を痛めるというような、様々なことを「感じることのできる心」のことです。

 

人間の感情や行動を表現する俳優にとって、この「感じる心」が豊かであることが大事です。

 

人の気持ちを感じ取れない俳優に、人の気持ちが演じられるわけがありませんよね。

 

その感じ取ったことを、自分というフィルターを通して表情や行動として表現することが俳優の仕事なので、感じ取る心が貧しいとそのまま演技にも反映されてしまいます。

 

感受性の強い人の特徴や、感受性を簡単に豊かにする方法については「仕事ができる俳優は感受性が強い!感受性を豊かにする4つの方法。」を参考にしてください。

 

2)感性

 

感性は感受性と同じように使われることもありますが、わかりやすく説明すると、感受性が「感じ取る心」とするならば、感性はそれを表現に変える「センス」や「能力」のことです。

 

たとえば綺麗な花を見て「綺麗だな」と感じる心が感受性ならば、その感じ取った美しさや気持ちを言葉に変換し歌や絵にする。というような能力が「感性」だと考えればわかりやすいと思います。

 

3)想像力(イメージ力)

 

俳優には「感じ取る心」と、その感じ取ったものを言葉や演技に変換して表現する能力(センス)が大事だと書きましたが、全てのことを実際に体感するのは不可能ですね。

 

たとえば放火をする犯人の役を演じるとして、その犯人が何を感じていたのかを実際体験してみて感じ取ることなどは不可能です。

 

この不可能なシチュエーションを演じることは、俳優にとってはとても多いことです。

 

そんな時に、絶対必要なのが「想像力」ですね。

 

台本を読んで、感情の想像だけではなくその場面の季節や天候、相手の表情など、様々なことをイメージしながら各シーンに色をつけていく感じです。

 

この「想像力」が、俳優にとって一番大事と言っても過言ではないくらいに大事なことなので意識しておきましょう。

 

4)観察力

 

よく「趣味は人間観察です」というような俳優もいますが、俳優にとってこの「観察力」も非常に大事な力です。

 

観察力は基本的に「目に見える部分」を細かく観察する能力のことを言います。

 

反対に「目に見えない部分」を見抜く能力は「洞察力」と言います。

 

俳優をする上では、いろんな人間のタイプや癖、仕草などを知っておくだけでも自分の引き出しとなります。

 

自分とはタイプの違う人だからと言って無関心にならずにどんな人でも興味を持って観察することで、今後その人に近いタイプの役を演じることがあったときには参考になりますので、いろんな人を注意深く観察して見るようにしましょう。

 

5)洞察力

 

観察力が「目に見える部分」を細かく見る力なら、それとは反対に「目に見えない部分」を見抜く力が「洞察力」です。

 

たとえば体調のわるい人がいて、表向きには笑顔で元気に振舞っているけど、顔つきや顔色、またはちょっとした仕草や表情などから《あれ?実はちょっと具合わるいんじゃないかな?》と見抜く人などは洞察力の鋭い人です。

 

私生活で嫌な出来事があったときなどに明るく振舞っていても、顔つきや顔色を見て「何か嫌なことがあった?」と気づいてくれる人がいたりしますよね?そういう人のことですね。

 

観察力と洞察力は別物ですが、連動しています。

 

観察する能力のない人に、洞察力の鋭い人はほぼいません。

 

なので、まずはよく観察する習慣をつけましょう。

 

そうすると、実はトラブルを抱えていたり体調不良だったりする人がどんな顔つきや仕草で振舞っているかなどがよくわかり、そうした演技が必要なときには必ず役に立ちます

 

6)分析力

 

人間をよく観察し洞察するのと同様に、それを分析する能力も俳優には必要不可欠です。

 

ある物事を分解して それを成立させた成分、要素、側面を明らかにすること

by 広辞苑

 

分析とは複雑に組み合わさった事柄を1つ1つの要素に分けて、明確にするということですね。

 

これは、台本を解読していくうえでも一番大事なことです。

 

様々な人間関係や設定、そして様々な状況や出来事、また、いろんな人の様々な感情が描かれているのでそれをひとつひとつ明確にしていくのも分析力です。

 

7)表現力

 

「表現すること」こそが俳優の仕事ですね。

 

表現とは、自分の意思や思考、思惑、感情などを表に現すということですが、 俳優にとっての優れた表現力とはただ表に現すだけではなく、視聴者や観客などによりわかりやすく、そして伝わりやすく、また、感情移入しやすく表現する能力と言えます。

 

同じ場面で同じセリフをしゃべっても、表現方法の違いで伝わり方や印象も大きく変わります。

 

8)創造力

 

創造力とは、新しいものをつくりだす能力です。

 

常識などにとらわれず、独創的な発想で新たな答えを生み出す能力ですね。

 

俳優は自分の中にある常識だけにとらわれないようにすることがとても大事です。

 

あなたがこれから演じようとする役はあなたではありませんし、その役が話す言葉を生み出したのも、あなたではない「脚本家」です。

 

あなたが感じ取った印象とは真逆の発想で描いているかもしれません。

 

なので台本を読む時も一度は疑ってみて、「もしも真逆だったら?」と考えてみることもおすすめします。

 

たとえば台本に「泣いている」と書いていたら、ほとんどの人が泣き顔を想像しますし、その役を演じるときには「泣き顔」で演じるでしょう。

 

でもリアルな世界(実生活)では、「笑顔」で泣いている人もいます。

 

「泣かないように無理に笑顔で頑張っているけど、思わず涙が溢れ出た人。」も、泣いている人ですよね。

 

このように正解は1つだけではないので、できるだけ多くの可能性を探りましょう。

 

ただ、俳優にとっての正解はあります。

 

それは、「もっとも視聴者や観客の心を動かす演技」が正解だと言えます。

 

感動させたり、大笑いさせたり、ものすごく共感させたり、と人の心に直接働きかける演技というのは、従来の常識だけでは計り知れないところがあるかもしれません。

 

そんな時には常識にとらわれず、自分の感性で新しい表現方法を創造することにチャレンジしましょう。

 

9)発想力

 

発想力とは、「あることを思いつくこと。また、その思いついた考え。思いつき。」※Weblio辞書)です。

 

つまり、アイデアを生み出す能力ということですね。

 

アイデアを生む出すためには、自分の中に幅広い経験や知識が蓄積されていないとアイデアすら出てきません。

 

そのためにも積極的にいろんな事にチャレンジして経験を積み実際に体感してみることも大事ですし、人の経験をじっくり観察することで「知識」を養うこともできます。

 

■まとめ

 

かなり簡単に説明しましたが、俳優にとっては学歴よりももっと直接的に大事な能力を解説しました。

 

結論的には俳優になるのに学歴はほとんど関係ありません。

 

なので、学歴だけで俳優を目指すことをためらっている人は安心して突き進んでください。

 

俳優になりたいのであれば、学歴よりも現場での経験や私生活の中での人生経験のほうがはるかに大事です。

 

蓄積された経験は全て、あなたの財産となり演技の中で生きてきます。

 

俳優にとって無駄な経験などひとつもありませんので、安心して突き進んでいきましょう。

 

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